ビフォーアフター

キリシタン遺物史料館展示充実プロジェクト

「隠れキリシタンの里」いばらきの千提寺・下音羽へようこそ!

 豊臣秀吉や江戸幕府による弾圧を逃れた人々によって、400年間にわたって、ひそかにまもり続けられてきたキリシタン遺物がのこる、千提寺・下音羽の地。
 静かな山あいにたたずむキリシタン遺物史料館には、「ザビエル画像」の複製など、全国的にもめずらしいキリシタン遺物が展示されています。
 地域住民の方と連携した今回のプロジェクトによって貴重な史料を活用したまちおこしを図ることができました。具体的には展示充実のために整備した展示ケースや、展示パネル等を活用した常設展示の入れ替えや、今後の各種イベントの展開実施につなげていきます。また、今回のプロジェクトとあわせて、保存修復された府指定文化財「マリア十五玄義図」が、特別公開しました。
開催日時 「展示充実プロジェクト」
 平成22年7月~平成23年3月31日
「マリア十五玄義図保存修復記念特別公開」
平成23年5月25日~平成23年6月13日
開催場所 茨木市立キリシタン遺物史料館
(茨木市大字千提寺262)
主催者 茨木市
お問合せ先
茨木市立キリシタン遺物史料館
TEL: 072-649-3443
FAX: 072-649-3443
E-mail: shiryoukan@city.ibaraki.lg.jp
URL: http://www.city.ibaraki.osaka.jp/
 
以前の展示では…

資料館の展示設備少なく、充実した展示ができませんでした。
リニューアルされた展示室

展示レイアウトを見直し、展示ケースを設置するとともに、各史料の説明パネル等をおくことで、充実した見学ができるようになりました。
 
 
以前の展示では・・・その2

これまでは、特別展・企画展は展示設備が少なく、実施することができませんでした。
マリア十五玄義図保存修復記念特別公開状況

事業によって整備し展示ケースを活用し、資料館として、初の企画展となった「マリア十五玄義図保存修復記念特別公開」では、18日間の公開期間中に、計839名の来館者がありました。特に土日は訪れる人々が多く、関心をもって説明に聞き入っていました。