高松塚古墳壁画再現展示室(たかまつづかこふんへきがさいげんてんじしつ)
高松塚古墳は、694年から710年頃に作られた直径20m、高さ約5mほどの墳丘をもつ古墳です。
その発掘調査は、昭和47年(1972年)に網干善教関西大学助教授(のち名誉教授)が関西大学考古学研究室の大学院生や学生などを指揮して行いました。発掘は3月1日に開始され、21日正午過ぎに網干助教授が石室内部を確かめ、日本で初めて彩色壁画を発見しました。
「世紀の大発見」として注目を集めた高松塚古墳は昭和48年(1973年)、特別史跡に指定され、翌年には壁画が国宝に指定されました。
平成20年(2008年)3月、高松塚古墳と深い縁を持つ関西大学は、発掘当初に撮影された写真をもとに「高松塚古墳壁画再現展示室」を設置しました。「再現展示室」は墳丘のイメージをドーム状の透明ガラスで表現し、その中に精緻な大型美術陶板で再現した壁画を展示しています。
※開館時間:午前9時~午後5時
休館日:日曜・祝日、大学の夏季・冬季休業中、その他大学の定めた日は休館
入館無料
- カテゴリ
-
街歩き/街並み
- 問合先
-
関西大学博物館
- 所在地
-
吹田市山手町 3-3-35
- 電話番号
- 交通
-
阪急千里線 関大前駅 徒歩約10分
- 備考
-
-