高津宮(高津神社)(こうづぐう こうづじんじゃ)
高津宮(こうづぐう)の創始は平安期の貞観8(866)年。大阪隆盛の礎を築いたとされる第16代仁徳天皇が定めた都。高津宮(たかつのみや)跡に社殿を築き、同天皇を主神として祭った。現在の地には1583年豊臣秀吉が大坂城を築く際に遷座された。同社は古典落語の「高津の富」「崇徳院」の舞台として知られ、また文楽・歌舞伎の「夏祭浪花鑑」の一節に登場し上方の伝統芸能に縁が深い神社です。その他展望の名所、高津の湯どうふなど文化・娯楽と幅広く賑っていました。第2次世界大戦で神輿庫だけが戦災をまぬがれ、江戸時代の大神輿2基が受け継がれています。現在の本殿は昭和36年に再興され、神社境内の南北は大阪市の公園として整備され、公園と一体化し早春の梅花、春爛漫の桜並木、大樹が茂り小鳥のさえずりが響く、都会にあって自然豊かな鎮守の森です。
- カテゴリ
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寺社仏閣/史跡/伝統文化/祭
- 問合先
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浪速高津宮
- 所在地
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大阪市中央区高津1-1-29
- 電話番号
- 交通
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Osaka Metro谷町線/千日前線谷町九丁目下車
近鉄線大阪上本町駅
- URL
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- 備考
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