旧新田小学校校舎(きゅうしんでんしょうがっこうこうしゃ)
当校舎は、棟礼や記録によれば、明治33年(1900年)に竣工したもので、建築当時の図面によると、建物は桁行14間半、梁行5間で南面し、中央1間半に玄関、応接室、教員室があり、東西両翼にはそれぞれ桁行5間の2教室があり、その前面に土間廊下が配されています。建物の東端は用務員室・物入となり、渡り廊下によって別棟の便所とつながっています。西端には、教員住宅が設けられています。大正12年(1923年)に教員住宅がとり払われ、桁行5間の教室が新たに設けられました。その後、教員室も背面に拡げられるなど変遷をたどり現在の形となりました。
昭和48年(1973年)に、再度新築移転し、旧校舎は保存されることとなりました。近年当校舎のような和風色の強い校舎が数少なくなっており、教育資料として貴重なものとなっています。
- カテゴリ
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街歩き/街並み
寺社仏閣/史跡/伝統文化/祭
- 問合先
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豊中市教育委員会事務局生涯学習課
- 所在地
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豊中市上新田3-3-1
- 電話番号
- 交通
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北大阪急行「桃山台」駅から北へ約700メートル、徒歩約10分
阪急バス停「新田幼稚園前」から徒歩約1分
- 備考
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