泉州黄たまねぎ『吉見早生』(なにわの伝統野菜)と泉州玉葱栽培の祖碑
なにわの伝統野菜にも認証されている「今井早生」やまぼろしの玉ねぎと称される『吉見早生』は、球形が偏平でみずみずしく、肉質は柔らかく甘みが強い品種でしたが、昭和63年頃に農協への出荷が出来なくなり町内から姿を消した品種です。
平成18年に町内の農家の床下で吉見早生の種を20年間保存していることを知り、府立食とみどりの総合技術センター(現在の環境農林水産総合研究所)で発芽試験を行っていただきましたところ奇跡的に発芽し、収穫まで繋げることが出来ました。
現在は、同研究所の協力により、種子の更新に取り組むとともに、毎年5月に泉州黄たまねぎ祭を開催し、昔のたまねぎを味わっていただいています。
また、町内にある、今井佐治平、大門久三郎、道浦吉平、3氏の玉葱栽培の功績をたたえるため大正2年に建てられた「泉州玉葱栽培の祖碑」は、全国でも珍しい玉葱の碑です。
- カテゴリ
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街歩き/街並み
寺社仏閣/史跡/伝統文化/祭
グルメ
- 問合先
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- 所在地
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泉南郡田尻町吉見
- 電話番号
- 交通
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南海本線「吉見ノ里」駅下車、徒歩5分
- 備考
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