野田のまちなみ
駅前の雑踏から一歩踏み込むと、大正から昭和はじめに建設された家並みが続いています。野田村は、戦国時代は織田信長と対峙し、石山本願寺攻略などで度々戦火に巻き込まれましたが、幸いな事に太平洋戦争の被災は免れたため、戦前の長屋が今も良く残っています。この地域も、老朽化による建替えや大通りに近い場所でのマンションの建設が進められていますが、古いまちなみには、人情味あふれる下町風景が残っています。「野田のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。