能勢妙見山(のせみょうけんざん)
標高660mの山頂にあり、地元では「能勢の妙見さん」と呼ばれ、親しまれれています。
能勢妙見山には北極星の神様「北辰妙見大菩薩」が祀られています。北極星はあらゆる星の最高位として古くから信仰を集めており、目標へと人を導き、運命を切り拓く神様と言われています。奈良時代の行基開闢といわれ、平安時代には源氏の祖である源満仲が信仰し、摂津源氏の系譜である能勢氏が代々守り続けてきました。江戸時代には芸能の神様として三代目四代目中村歌右衛門の信仰があったり、幕末には勝海舟も参詣したといわれています。大阪の北端の能勢町から南端の大阪湾が見渡せる景色は他では見られないもので、季節ごとにうつろう山の景色も見事です。
また、妙見山に広がる天然記念物の「ブナ林」は近畿以西で標高660mのような低い場所で生育していることが珍しく、山頂から北西斜面にかけて、幹周り2m以上のものが多く見られ、府下最大級のものも見られます。
- カテゴリ
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寺社仏閣/史跡/伝統文化/祭
- 問合先
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- 所在地
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能勢町野間中661
- 電話番号
- 交通
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・阪神高速池田木部出入口から国道423号経由30km40分
・新名神箕面とどろみICから国道423号経由12km20分
・箕面有料道路箕面とどろみICから国道423号経由12㎞20分
- 備考
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