妙國寺(みょうこくじ)
1562年日蓮宗の日珖が開いたとされ、境内には、創建時に寄進された樹齢1000年を越す蘇鉄が、いまも生き続けています。高さ5m以上、大小120数本の幹枝を数える大木は、国の天然記念物です。
千利休寄贈の六地蔵燈籠や瓢型手水鉢がある日本唯一の「蘇鉄の枯山水」庭園、堺事件の土佐藩士切腹の地でも有名です。
かつて、織田信長がこの蘇鉄の見事さを気に入り、安土城へ移植させたところ、蘇鉄は毎夜「堺へかえろう、堺へかえろう」と泣いたといわれています。それを聞いた信長は、激怒して幹を切りつけると、蘇鉄は血を流して苦しんだため、元の妙国寺へ返したという伝説があります。
- カテゴリ
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寺社仏閣/史跡/伝統文化/祭
- 問合先
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妙國寺
- 所在地
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堺市堺区材木町東4-1-4
- 電話番号
- 交通
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阪堺線「妙国寺前駅」より徒歩5分
- URL
- (堺観光コンベンション協会ホームページ)
- 備考
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