香里ヌヴェール学院(旧:聖母女学院)校舎
香里ヌヴェール学院(旧:聖母女学院)は1923年大阪市(現在の中央区玉造)にて創立・開校されたカトリック系の小学校・中学校・高等学校。1932年に現校舎のある寝屋川市の香里園(美井町)の地に移転しました。この校舎はその当時建設され、現在では国の登録有形文化財(建築物)に指定されています。設計は旧帝国ホテルの設計などで有名なフランク・ロイド・ライトに師事した建築家アントニン・レーモンド(チェコ出身 1888~1976)。レーモンドはライトが旧帝国ホテル建設で来日したときの主任製図工でもありました。南仏をイメージした優美なアーチとスクウェアな建物のコントラストが美しく、また、日本最古のコンクリート打ち放しの体育室やシンプルなステンドグラスがある聖堂は西日が差し込むときが特にすばらしいです。