彦八まつり(生國魂神社)
上方落語の始祖・初代米澤彦八(よねざわひこはち)は元禄から正徳の江戸中期にかけ、生國魂神社の境内で「軽口囃子」や「しかた物真似(役者の身振りや声音を真似る芝居囃のルーツ)」を演じていました。彦八師の世評はすこぶる高く、上方落語の三要素「素囃」・「芝居囃」・「音曲囃」の原型を確立させた他、落語のネタを囃本としても残しました。明治中頃までは現代にいうような落語家や噺家の名称は無く、落語家は総じて「彦八」と呼ばれていました。彦八まつりは、大看板から若手までの上方落語家が一同に会し、「扇納祭」・「種々の芸能の奉納」・「落語家おもしろ屋台」の企画をメインに、様々な一般参加の企画を取り入れ、落語ファンはもとより一般府民の方々とも直に交流を深めるとともに、上方落語の素晴らしさを広くPRし、さらなる発展と芸の継承をすることを目的としています。2日間で約16万人の人出があります。
- カテゴリ
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寺社仏閣/史跡/伝統文化/祭
- 問合先
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- 所在地
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大阪市天王寺区生玉町13-9 (生國魂神社)
- 電話番号
- 交通
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Osaka Metro谷町線・千日前線「谷町九丁目」駅徒歩4分、近鉄線「大阪上本町」駅徒歩9分
- URL
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- 備考
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