万代池公園
池の西端に熊野街道が接して通っていることから上町台地の浸食台を堰き止めて造られたとされ、明治中期まで灌漑池として利用されてきました。
池の周囲は700メートルあり、名前の由来には「聖徳太子が曼荼羅経をあげて池に棲む魔物を鎮めた」と言い伝えから「まんだら池」が転じて万代池という名称になったなど古来幾多の伝説があるといわれています。
今日では、万代池公園(1940年6月開園)として池を取囲むようにサクラの木が植えられて花見の名所として知られています。
地元の店が協力して行なう帝塚山音楽祭が毎年開催されたり、渡り鳥も多くやってくるなど、自然との調和、歴史と地域の活力など、公園を訪れる府民の憩いの場所として深く愛されています。