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青龍三年の丘 安満宮山古墳
大阪平野と淀川を一望する安満山の中腹にある、邪馬台国の時代の小古墳です。倭国女王・卑弥呼が使節を派遣した中国の史料にある「銅鏡百枚」に関わる魏の年号「青龍三年(西暦235年)」の銘をもつ方格規矩鏡や三角縁神獣鏡など、5面の銅鏡と多数のガラス小玉、鉄製の武器・工具が出土しました。弥生時代の大集落、安満のムラのリ-ダーが葬られたと考えられています。
現在、古墳は復元整備され、発掘当時の鏡や玉の出土状態が再現された墓坑レプリカをガラス越しに見ることができます。
雄大な眺望のなかで、それぞれに特徴ある復元鏡に触れれば、海を渡ってもたらされた銅鏡にこめられた古代人の息吹さえも聞こえてきそうです。
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「いましろ 大王の杜」史跡今城塚古墳公園(いましろ だいおうのもり しせきいましろづかこふんこうえん)
「いましろ 大王の杜」は、国史跡今城塚古墳を整備した古墳公園と隣接する歴史博物館・今城塚古代歴史館からなる、歴史文化の体験広場です。
今城塚古墳は、二重の濠をそなえ総長354mを誇る、淀川流域最大の前方後円墳です。学術的には継体大王の真の陵墓といわれており、平成9年以来10年間にわたる発掘調査によって、北側内堤から日本最大の家や正装した武人、供物を捧げる巫女など、200体以上の形象埴輪が並ぶ埴輪祭祀場が確認されたほか、大王墓の様々な築造技術があきらかにされました。
この古墳を整備した今城塚古墳公園は、広さ9ヘクタールの水と緑あふれる史跡公園です。そこでは、豊かな木々に覆われた墳丘や芝生広場、内濠で気持ちよさそうに泳ぐ水鳥など、気軽に自然にふれあうことができます。また、往時のままに再現した今城塚最大の特徴である埴輪祭祀場や、墳丘をめぐる内濠、内堤、外濠の復元によって、壮大な歴史空間を体感することができます。 -
富田町のまちなみ
切妻造り、漆喰塗りの虫子窓、格子窓などが見られる伝統的な様式の建物が多く残っています。
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万博記念公園(ばんぱくきねんこうえん)
万博記念公園は、1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)跡地に整備された文化公園です。
「緑に包まれた文化公園」として、文化・学術・スポーツ・レクリェーションの施設を整備するとともに博覧会の会場跡地に盛土し、多種多様な植物を植え、自然の森再生事業に取組んでおります。太陽光発電や植物バイオマスの活用などによる自然エネルギーの有効活用や循環型社会の取組を積極的に行い、環境保全に貢献しています。
また、大阪万博の政府出展施設である日本庭園をはじめ、太陽の塔、EXPO'70パビリオン、日本民芸館、夢の池の噴水などの万博遺産の施設や自然の中に佇む様々な文化施設、競技場をはじめとするスポーツ施設などが総合的に配置され、人々の憩いの場を提供しています。
さらに大阪万博閉幕後は原則非公開としていた太陽の塔の内部を
2018年3月、48年ぶりに一般公開しています。塔内には「生命の樹」やプロローグ空間に復元された「地底の太陽」など、「人類の進歩と調和」をテーマにした大阪万博の熱気を感じられる展示があります。
なお、入館は予約優先となっておりますので、太陽の塔オフィシャルサイトより事前予約がおすすめです。 -
片山神社と片山公園(かたやまじんじゃとかたやまこうえん)
素盞鳴尊(すさのおのみこと)を主神とし、旧片山村の産土神として祀られてきました。お正月には、ジャンボ絵馬が飾られます。
また、シンボルの桃は祈願桃と呼ばれ「桃は災難を振り払い、福に転ずる」といわれ、人々が手で触って祈念されます。
片山公園では、人気のタコ型滑り台をはじめ、総合遊具などがあり、子どもたちでにぎわっています。
また、地下水を利用したせせらぎやジャブジャブ池、桜や平和のバラ園など満載です。 -
千里山西のまちなみ(せんりやまにしのまちなみ)
千里山駅の西側は瀟洒な店舗が続き、花の季節には通勤や買い物客の目を楽しませる。大正時代に開発された優良な住宅地は、今も緑が多く、住宅は思いを込めた個々独自の凝ったデザインではあるが、統一の取れた閑静なまちなみを形成している。この地域は、積極的な緑化運動を勧める「みどりの協定制度」により吹田市と協定を結び、庭から顔を出す木々のみどりや花は住宅と調和の取れた空間づくりが図られており、そのまちなみは他の千里山西の良好な住宅地の中でも一際引き立っている。
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山田西第2公園(やまだにしだいにこうえん)
お笑いコンビ「麒麟(きりん)」の田村裕の自叙伝『ホームレス中学生』の舞台となった、通称「まきふん公園」。突然の「解散」により家族を失った田村少年は、園内に設置されているうんこがたのすべり台の中で寝泊りをしていました。大阪の人情を感動的に描いたこの本が200万部を越える売り上げを記録し、現地のまきふん公園には大勢のファンが訪れています。
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関西大学博物館(かんさいだいがくはくぶつかん)
平成6年(1994年)4月に開館した関西大学博物館は、主に考古学および関連資料約6万点を収蔵し、その一部(約700点)を常時展示・公開しています。
展示品の中には重要文化財16点、重要美術品12点を含み、収蔵資料の中心となっているのは、元毎日新聞社主であった故本山彦一氏が収集した約2万点の「本山コレクション」です。これは一括して国の登録有形文化財に登録されています。
常設展示以外に、春季(4月~5月)と夏季(6月~7月)に企画展、秋季(11月)に博物館学芸員養成課程の学生たちによる実習展、冬季(12月~1月)にテーマ展を開催しています。
また、関西大学博物館が入っている「簡文館」という建物は、昭和3年(1928年)に大学図書館として建築され、昭和30年(1955年)に建築家 村野藤吾によって増築されたものです。平成19年(2007年)に国の「有形登録文化財」として登録され、2018年には大阪府の指定文化財の指定を受けました。さらに、簡文館を含む千里山キャンパスにある村野藤吾建築群約20棟が一括して、DOCOMOMO Japanによる「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」にも選定されています。
※開館時間:午前10時~午後4時(入館は、午後3時30分まで)
休館日:日曜・祝日、大学の夏季・冬季休業中、その他大学の定めた日は休館
入館無料 -
アサヒビール吹田工場(あさひびーるすいたこうじょう)
アサヒビール吹田工場は、明治24年(1891年)、有限責任大阪麥酒会社吹田村醸造所として竣工しました。
創立委員の一人が自身の出身地になぜ工場を造らなかったかと問われたとき、「水質や鉄道を考えたからです。」と答えたという話があります。
良質な水を確保できるという環境と交通の要地であるという条件がビール工場建設用地選定に大きく関与したことがわかり、ビール醸造という近代産業が立地する条件に吹田がいかに適応した地であったかを示しているといえるでしょう。
工場見学の後はできたてのビールが試飲できます。
第1回吹田市都市景観賞受賞。 -
メイシアター (吹田市文化会館)(めいしあたー すいたしぶんかかいかん)
文化・芸術の発信地で、主用途の異なる3つホールは高い稼働率を誇っています。
立体的な植栽と建物も吹田が誇る施設の一つです。
新宮晋氏の日本芸術大賞受賞作品群の1つ「空のイメージ」が館内ロビーを彩っています。
日本音響家協会と日本劇場技術者連盟による優良ホール百選に認定されています。
地域創造大賞(総務大臣賞)、大阪都市景観建築賞大阪府知事賞、大阪施設緑化賞最優秀賞を受賞しています。
※開館時間:午前9時~午後10時
休館日:12月29日~1月3日及び設備点検の臨時休館日