史跡桜井駅跡史跡公園(しせきさくらいえきあとしせきこうえん)
JR島本駅の東側にある史跡桜井駅跡史跡公園は、古代、中央と地方の連絡のため馬などを備えた駅の跡といわれています。『太平記』によると、延元元年(1336)、足利尊氏の大軍を迎え撃つため兵庫に向かった楠木正成が、途中、桜井の宿(駅)で子の正行(まさつら)に遺訓を残して河内に帰らせたとあります。この伝承は、「桜井の(子)別れ」として後世の人々に広く知られ、絵や詩、歌の題材として多く取り上げられました。駅跡は近代以降整備され、石碑の建立や敷地拡張などが行われました。大正10年には国史跡に指定されています。敷地内には楠公父子の石像や多くの石碑が建ち、楠公にちなんだクスノキの木が生い茂っています。
- カテゴリ
-
街歩き/街並み
寺社仏閣/史跡/伝統文化/祭
- 問合先
-
島本町立歴史文化資料館
- 所在地
-
島本町桜井一丁目3番
- 電話番号
- 交通
-
JR島本駅より徒歩約1分
- URL
- (史跡桜井駅跡史跡公園(島本町ホームページ))
- 備考
-
-