廃渚院観音寺鐘楼・梵鐘(はいなぎさのいんかんのんじしょうろうぼんしょう)
平安時代に惟喬(これたか)親王の別荘であった渚院の跡に建てられたとされる観音寺は、明治3年廃寺となりましたが、鐘楼と梵鐘が残っています。鐘楼は方1間吹き放ちで、棟木に残る棟札から寛政8年(1796)の建立であることがわかっています。梵鐘は河内惣官鋳物師枚方田中家の作で、鐘楼と同じく寛政8年の鋳造で、田中家鋳造の梵鐘としては、市内に残る唯一のものです。平成8年に枚方市有形文化財に指定されています。
- カテゴリ
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寺社仏閣/史跡/伝統文化/祭
- 問合先
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枚方市文化財課
- 所在地
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枚方市渚元町9番23号
- 電話番号
- 交通
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京阪本線御殿山駅下車、徒歩10分。
- 備考
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