大正区の工場群とその足跡を伝える石碑
大正区では明治から昭和初期にかけて、造船業、鉄鋼業などが栄え、巨大な工場群を形成、大阪の産業を牽引してきました。
戦後、それら産業は時代のニーズに応じて様々な業態に変化してきました。特に、船町から鶴町にかけては、合金、港湾機械、船舶及び映画のロケ地にもなった製鋼所等の工場が軒を連ね、その風景は大正区のシンボルとなっています。
また、明治から大正にかけて「東洋のマンチェスター」と言われた大阪の紡績業の発祥の地と大阪空港の前身となった木津川飛行場跡地に石碑があり、大正区がかつて紡績と空路の中心であったことを伝える数少ない貴重な史跡となっています。