応神天皇陵古墳周辺の歴史景観
応神天皇陵古墳は約1600年前の5世紀前半に築造された、全長425mの規模をもつ最大級の前方後円墳で、令和元年7月6日に大阪初の世界遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産のひとつです。本来の陵域は現在よりも大きく、外濠、外堤、陪塚などの外周施設が整備されていました。『日本書紀』の「赤駒伝説」は、この辺りを舞台にしていたものと思われます。後円部に接して鎮座する誉田八幡宮は応神天皇を祀り、社伝によれば起源は欽明天皇の時代に遡るとされます。国宝に指定されている神輿は源頼朝の寄進と伝えられ、現在も9月15日に執り行われている陵へのお渡りの儀式に用いられていました。陵墓とそれを祀る神社との、長い歴史を感じとることができます。陵の傍らを通る東高野街道は高野山参詣の道として整備されたもので、近世における誉田八幡宮の賑わいを伝えています。
- カテゴリ
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寺社仏閣/史跡/伝統文化/祭
- 問合先
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羽曳野市 生涯学習部 文化財・世界遺産室
- 所在地
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羽曳野市誉田3-2-8
- 電話番号
- 交通
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近鉄南大阪線古市駅下車 北東へ約600m
- URL
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(応神天皇陵古墳)
(東高野街道)
(誉田八幡宮)
https://www.smartguide.name/saikonokandou/guide/guide_detail.cfm?voice_data_id=21
(スマートガイド(誉田八幡宮))
https://www.smartguide.name/saikonokandou/guide/guide_detail.cfm?voice_data_id=22
(スマートガイド(古市古墳群))
- 備考
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