梅田出入路(まちと調和した道路構造物)
都市内の高速道路は、既設の建物が存在するなど、限られた都市空間を高度に利用するため道路と建物との兼用工作物など、大阪のまちと調和した道路構造物による美しい都市景観が随所に見られます。
梅田出入路(11号池田線)では、コンテナヤード跡地及びその周辺を大阪駅にふさわしい地域に開発するため、当出入路を含めた都市計画決定がなされ、ビルの中を貫通させて建設し、大阪の玄関にふさわしい近代的な都市景観を形成しています。
当該道路構造物は、高度な技術、地域の協力など、多くの成果の上に成り立ち形成されたものであり、今日、大阪の特徴ある構造物として、まちに溶け込み、かつ、存在感ある様々な“まちなみ”を演出しています。