願得寺本堂とギャラリー朋庵
真宗大谷派・願得寺本堂は大阪府指定文化財となっており、浄土真宗系寺院本堂形式の初期的な数少ない遺構であり、そこで営まれる法要儀式、荘厳、法話も伝統的な形で現在まで伝えられています。
特に報恩講での声明、仏花・親鸞聖人絵伝等の荘厳、親鸞聖人御伝鈔拝読とその解説は、貴重な宗教的かつ伝統文化的遺産といえます。(報恩講法要:毎年11月7・8日)
朋庵は国指定の登録文化財である山門を中心とした寺院表門構えの一部、門長屋をギャラリー形式の空間に改修再生したもので、願得寺が有する貴重な浄土真宗の歴史(特に蓮如、実悟等)に関する資料展示、住職の個人コレクション展示等を法要時に合わせて、またその他にも一般の個展等も適時開催されています。