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空堀界隈のまちなみ
表通りの長堀通は通行量も多く近代的な高いビルも並びますが、上町筋と長堀通りが交差する北西側の一角にある安堂寺町、竜堂寺町の裏通りへ一歩入ると細い路地、懐かしい雰囲気の町屋、棟割長屋が並び大都市の中心部とは思えないほど静かです。この界隈は、都心部では珍しく戦禍にあわず、格子窓や出格子窓、虫籠窓があったと思われる2階の窓、屋根の棟に取り付けられた煙出しなど、昔ながらの佇まいが今も残っています。「空堀界隈のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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御堂筋のまちなみ
歌謡曲にもしばしば登場する御堂筋は、ビルが建ち並ぶ経済と文化活動の中心となるメインストリートです。昭和12年(1937年)に植えられた約900本の銀杏並木が春は新緑、秋は黄金色のトンネルを作っています。歩道には、内外の有名彫刻家のブロンズ像が置かれ、道行く人々の目を楽しませてくれます。「御堂筋のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。また、大阪まちなみ賞を受賞している建物も多くあります。住友生命御堂筋ビル(第4回大阪市長賞)、オー・エム・ホテル日航ビル(第6回大阪市長賞)、又一ビルディング(第6回奨励賞)、武田御堂筋ビル(第13回奨励賞)、大阪明治生命館ランドアクシスタワー(第22回奨励賞)
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口縄坂沿いのまちなみ
口縄坂は、天王寺区下寺町2丁目、称名寺の北側から東へ到る緑濃い静かな石畳の坂です。口縄とは大阪の古い言葉で蛇のことであり、坂の下から眺めると、道の起伏が「蛇(クチナワ)」に似ていることから、この名前が付けられたといわれています。また大阪城築城のとき、縄打ちを始めた地であるためという説もあります。坂を登ると織田作之助の文学碑が右手にあり、「木の都」の一説が刻まれています。騒々しい市内にあって、このまちなみは、もの静かな雰囲気を味わうことができます。「口縄坂沿いのまちなみ」は、平成18年度(2006年)に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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阪南町のまちなみ
戦前の長屋は、今では姿を消しつつありますが、戦災を免れたこの長屋を、所有者が改修したものですが、これ程忠実に復元させたものは珍しく、長屋としては初めて登録文化財になりました。現在、住宅から飲食店へと衣替えをしていますが、外観、内装とも、往時の風情をよく残し、黒っぽいこげ茶色の板壁は、温もりを感じさせると共に、白壁との対比が鮮やかです。地下鉄駅近くにあって、この一画だけが戦前へタイムスリップした様な感があります。「阪南町のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。また、寺西家阿倍野長屋は、第26回大阪まちなみ賞の大阪市長賞を受賞しています。
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四天王寺周辺のまちなみ
四天王寺は聖徳太子により建立されましたが、空襲により、中心伽藍をはじめ重要な建物のほとんどが焼失しており、現在の伽藍は戦後昭和38年(1963年)頃までに再建されたものです。四天王寺への参道の商店街には、佛具屋、うどん屋、扇子屋、漬物屋、饅頭屋などが軒を並べています。毎月21日のお大師さんの日には、老若男女が参詣し、境内には露店も並び、参拝客を相手に店先は賑わいをみせます。「四天王寺周辺のまちなみ」は、平成18年(2006年)度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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心斎橋筋商店街
心斎橋の名は、江戸時代初期に岡田心斎が長堀川に掛けた橋に由来します。御堂筋の東側に平行に走る心斎橋筋は、江戸時代からの老舗も多数残る、由緒ある大阪の代表的な繁華街です。アーケード付きの商店街は南北に1.2kmにもおよび、百貨店、ファッションビル、有名ブランドビルなど新旧の店がぎっしりと軒を連ねています。南は、戎橋商店街からなんばウォーク商店街に、北は、クリスタ長堀に通じ、買い物に食事に満足できます。歴史を持つ一方で、新しい文化発信拠点であり、活気があり人並みの絶えない賑わいのまちである。「心斎橋筋商店街」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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新世界界隈のまちなみ
明治36年に開催された第5回内国勧業博覧会が新世界の基礎と言われています。博覧会跡地の払い下げ用地の北半分にパリに見立てた放射状3方向の通りを配し、中央部にエッフェル塔を模した塔「通天閣」が建てられたが、戦争により焼失しました。昭和31年に2代目「通天閣」が再建された当時は、映画ブームが重なり、多数の映画館を揃える新世界は大いに賑わったが、テレビの普及と共に、低迷しました。近年、フェスティバルゲートの開発等、新たなまちなみが形成され、新旧入り乱れた不思議な空間がそこにあります。「新世界界隈のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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水晶橋周辺のまちなみ
かつて「八百八橋」といわれた水の都も、高速道路が建設されその姿は大きく変貌しました。御堂筋に最初に架かる大江橋から眺める水晶橋は、アーチを描く橋と欄干が水面に美しく映え、機能的な高速道路とは対照的で水の都であることを感じさせてくれます。堂島川の水辺には市役所、中央公会堂が、対岸には超高層マンションが建設され、まちなみがドラマチックに変貌していく姿に目を見張ります。橋と街並み見物のスタートラインとしておすすめします。「水晶橋周辺のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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西梅田のまちなみ
西梅田の地下街は、赤い円柱と水の音が迎えてくれます。100mに及ぶ滝と、中央の「緑のパティオ」には緑豊かな庭園風の広場が設けられています。地上のプロムナードには四季折々の花や緑があふれ、立体アートが配置され、ベンチやカフェテリアも設けられています。海外の高級ブランドのショーウインドーが並び、豊かで快適なもてなしの空間を演出し、楽しさと安らぎを与えてくれます。「西梅田のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。また、大阪まちなみ賞を受賞している建物も数多くあります。ハービスOSAKA(第18回大阪市長賞)、第二吉本ビルディング(第26回建築士会長賞)、ハービスENT(第26回奨励賞)
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大阪城とOBP
大阪の歴史のシンボル大阪城とこれに隣接する超高層ビルのまちOBPは、時代を対峙する象徴的な景観を形成しています。大阪城は、太閤秀吉ゆかりの城ですが、現在の天守閣は昭和6年に市民の寄付で再建されたものです。都市再生の象徴OBPには超高層ビルが林立し、ビジネスだけでなくホテルや洒落たレストランもあり、賑わっています。「大阪城とOBP」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。また、大阪まちなみ賞を受賞している建物も数多くあります。ツイン21(第7回大阪府知事賞)、クリスタルタワー(第12回大阪市長賞)、OBP住友生命・近畿銀行ブロック(第13回大阪府知事賞)、大阪東京海上ビルディング(第13回建築士会長賞)、住友生命本社ビル(第24回特別賞)