茨田樋遺跡水辺公園(まったひいせきみずべこうえん)
かつて用水路は、子どもたちが泳いだり、魚を釣ったり、洗濯をしたりする各集落のコミュニケーションの場でした。淀川左岸の用水樋門で唯一、遺溝が現存しているのは「茨田樋」だけであり、その歴史的価値を知る点野地区の住民から「整備して公園に」という声が上がりました。「川を活かしたまちづくり」を進める寝屋川市、「人と淀川の関係を深めたい」という淀川河川事務所、さらにねやがわ水辺クラブなど市民活動団体が加り、協働で整備計画の策定を話し合いました。行政と住民、市立点野小学校の児童も協力して土木工事・土木作業を行い、3年がかりで平成19年4月に完成しました。暮らしの川・水の関係が身近な存在であった頃を紹介できる公園です。