腰神神社(こしがみじんじゃ)
腰神神社は、富田林市内最高峰金胎寺山より派生する巨岩をご神体とする神社です。御祭神は箕島宿祢・八大竜王・猿田彦尊・国光大明神で、創始は大化の改新(645年)頃、文武の師範箕島宿祢をお祀りしました。
建武元年(1334年)に楠木正成が後醍醐天皇の命で鎌倉幕府討伐の途中、愛馬千早丸の腰が立たなくなり、この神社の藤の木につないでおいたところ治ったと伝えられています。樹齢700年のその藤の木は現存しており、その御礼として1寸8分の黄金毘沙門天像と菊水の御紋を賜りました。このことから、腰痛に霊験あらたかとして参詣する人が多いと言われています。