富田林の足跡化石群及び関連する化石と発掘調査資料
1989年の夏、本市の中央を流れる石川の河床で富田林高等学校の理化部の調査によって、大型哺乳動物(アケボノゾウ、シカ類)や鳥類の足跡化石と化石林が発見されました。足跡化石以外に植物化石、微化石(花粉、珪藻)、火山灰層、古地磁気、堆積環境など大阪層群と呼ばれる地層の膨大な発掘成果がまとまり、大阪層群と呼ばれる100万年前頃の大阪の自然環境を復元することができました。それらのうち、富田林市内で発見されたアケボノゾウの牙の化石などが富田林市教育委員会に保管されています。