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湊町出入路・湊町PA(まちと調和した道路構造物)
都市内の高速道路は、既設の建物が存在する限られた都市空間を高度に利用するため、道路と建物との兼用工作物など、大阪のまちと調和した道路構造物が随所で見られ、美しい都市景観を作り出しています。
湊町出入路・湊町PAは、湊町地区再開発の一環として、湊町リバープレイスと一体的に整備されました。これにより、湊町付近の近代的な都市景観が形成され、大阪・ミナミの若者スポットとしてのにぎわいを創り出しています。
このような道路構造物は、高度な技術と地域の協力の成果であり、今日では大阪の特徴ある構造物として、まちに溶け込みながらも、その存在感を示しています。 -
なんばパークス
建物はキャナルシティ博多や六本木ヒルズを手がけたアメリカ人のジョン・ジャーディ(Jon Jerde)の設計です。
地球上の大峡谷に似せた建物の外観は雄大で、壁面は壮大な時間と地層を模しています。3階から上のフロアには段丘状の屋上公園「パークスガーデン」が設けられており、約7万株の植物の緑が植えられ、都心で自然を楽しめます。
なお、ガーデンの第1期部分については、財団法人都市緑化技術開発機構が主催する「第4回 屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール」において、「屋上緑化大賞・国土交通大臣賞」を受賞しています。 -
国立文楽劇場と周辺のまち
世界無形遺産に登録された「文楽」を主に公演する国立文楽劇場の周辺には、夏狂言の代表作「夏祭浪花鑑」の舞台となっている高津宮や、文楽の創業者である植村文楽軒の墓所が立地しており、文楽のゆかりある地域となっています。
また、近隣の高津小学校では、5・6年生が総合学習の時間を使って文楽に取り組んでおり、毎年11月には保護者をはじめ、近隣住民等が観客となった発表会が開催されるなど、地域ぐるみで文楽を盛りあげる気運が高まっています。
最近では、地元住民により構成されるまちづくり協議会が、「誰もが安心して、楽しく暮らせて、国際集客地域を目指したまちづくり」を目指して、まちづくり活動を広く展開しています。 -
万代池公園
池の西端に熊野街道が接して通っていることから上町台地の浸食台を堰き止めて造られたとされ、明治中期まで灌漑池として利用されてきました。
池の周囲は700メートルあり、名前の由来には「聖徳太子が曼荼羅経をあげて池に棲む魔物を鎮めた」と言い伝えから「まんだら池」が転じて万代池という名称になったなど古来幾多の伝説があるといわれています。
今日では、万代池公園(1940年6月開園)として池を取囲むようにサクラの木が植えられて花見の名所として知られています。
地元の店が協力して行なう帝塚山音楽祭が毎年開催されたり、渡り鳥も多くやってくるなど、自然との調和、歴史と地域の活力など、公園を訪れる府民の憩いの場所として深く愛されています。 -
大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)
「世界都市大阪」のシンボルに相応しい、世界第一級の国際会議場施設です。設計は建築家の故黒川紀章氏が担当し、斬新な構造計画のもと大空間を演出したものとなっています。
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京阪中之島線のリアルな風景画展
2008年10月に開通した京阪中之島線のなにわ橋駅出口は、安藤忠雄氏により設計がなされたことはよく知られています。しかし、そのすごさを感動させるのはここを通るごとに、自分が大阪の風景画を書いているようにさまざまな変化を見せることです。なにわ橋駅以外にも、ことに、大江橋駅の⑥出口は日銀の正面をサイドから切り取る風景となり、そのイメージはリアルな風景画展そのものです。これは大阪のまちなかミュージアムの傑作です。
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小規模福祉作業センター コーナス
「大阪の伝統的な町屋」を保存して,障害者の福祉作業センターとして活用している施設です。「地域交流スペースNAKA」としても運用されており、地域と共存する福祉作業センターのコンセプトが生き生きしている阿倍野のお宝拠点です。そのような環境で製作された障害者の作品が「アトリエコーナスワークギャラリー」として阿倍野のお宝ミュージアムとなっています。
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北大江たそがれコンサートWeek(北大江公園・大阪府庁本館・八軒家浜他)
大阪市中央区の北大江地区(府庁本館、八軒家浜も区域)では、平成10年に連合振興町会が地元の商店会や学校、企業等に呼びかけて「北大江地区まちづくり実行委員会」を設立し、有力な企業や団体の全面的なバックアップは受けず、まちに住み、働き、学ぶ人々が連携して手作りで魅力ある都心づくりに継続的に取組んでいます。
平成18年秋には北大江公園でライブコンサートを開催し、19年からはコンサート会場を公園周辺の路面店や八軒家浜等にも広げ、週間リレーライブイベント=「たそがれコンサートWeek」に展開しています。野外のライブでは、それぞれ800~1,000人の参加者があり、北大江地区の秋の風物詩として定着してきています。 -
直木三十五記念館
「直木賞」は、直木三十五の死の翌年に菊池寛が、直木のこれまでの功績をたたえ後世にその名を残していくために大衆文学の中堅および新人に対して贈る賞として「芥川賞」と共に設立され、現在も最も名誉ある文学賞に位置付けられています。
直木三十五記念館では、直木賞にその名を残す地元出身の作家直木三十五に関わるさまざまな品々が展示されています。 -
大阪市長杯世界スーパージュニアテニス選手権大会
本大会は、毎年開催されるジュニアテニスの世界大会です。今や世界への登竜門といわれており、大阪に未来のテニス界を担うジュニア選手たちが集結し、熱い戦いを繰り広げます。