八阪神社の春祭歩射神事(やさかじんじゃのはるまつりぶしゃしんじ)
市北部の八阪神社で行われる祭礼で、通称「大蛇祭(だいじゃまつり)」と呼ばれています。春に農耕神を迎え五穀豊穣を願う神事で、その記録は寛政12年(1800)の「年中故事」にまでさかのぼります。年毎、4つの垣内が中心となって輪番制で祭礼を運営する氏子中によって現在まで受け継がれ、祭礼における形態や様式などが口伝により厳格に継承されてきました。「歩射神事」は、大蛇にみたてた大綱を担いで神社まで練り歩き、境内の的場に建てられた2本の松の木に大綱を掛け渡して的をつけ、2人の弓引きが的に向かって交互に矢を射掛けた後、同時に天空に向かって矢を放ち、祭礼がお開きとなります。平成18年2月には市の無形民俗文化財に指定されました。
- カテゴリ
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寺社仏閣/史跡/伝統文化/祭
- 問合先
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八阪神社
- 所在地
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高槻市大字原3297番地
- 電話番号
- 交通
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JR高槻駅から高槻市営バス「原大橋」下車徒歩約5分
- 備考
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