淀川三十石船舟唄全国大会(よどがわさんじっこくぶねふなうたぜんこくたいかい)
「淀川三十石船船唄」は、江戸時代から明治時代にかけて、京都・大坂間の重要な交通・運輸方法として活躍した淀川三十石船の船頭衆によって唄われた「しごと唄」で、全国でも少ない船唄の一つです。船客は船唄によって旅情をなぐさめられるとともに、船の現在地をおおよそ知ることができたといわれています。また、当時は、三十石船の船客に粗っぽい言葉で酒や食物を売る、高槻市柱本発祥の「くらわんか船」も登場するなど、淀川沿いの地域では名の知れた船でした。昭和39年に唄を永く保存するために「淀川三十石船船唄大塚保存会」が結成され、船唄は昭和60年に高槻市の無形民俗文化財、平成14年に大阪府の無形民俗文化財に指定されました。
「淀川三十石船舟唄全国大会」は、この船唄の普及啓発を目的として、毎年11月に全国から参加者を集って、自慢ののどを披露してもらう大会です。
- カテゴリ
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寺社仏閣/史跡/伝統文化/祭
- 問合先
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淀川三十石船舟唄全国大会 実行委員会 (高槻市街にぎわい部 文化財課内)
- 所在地
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高槻市野見町2-33 高槻城公園芸術文化劇場 北館 中ホール
- 電話番号
- 交通
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阪急高槻市駅から徒歩約5分またはJR高槻駅から徒歩約12分
- 備考
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